「疲れた…」
学校→チェスクラブと頑張り続けたうらら、今日はお疲れムードで帰宅してきました。
が、毎度のことながら盗んできます。
学校だけじゃなくクラブでも物を盗んでくるようです。友達いなくならない?
高校生だからなのか、盗んだのはティーンアイドルポスター
どことなく初音ミクに似てる気がしますが、気のせいでしょうか。
とりあえず枕元にポスターを貼っておきました。
ティーンといえばベッドの近くにポスターを貼るものでしょう。知らんけど。
学力を上げるために何かしらのスキルを1つ、レベル3にしなければなりません。
オタク脳願望なので、論理学スキルをあげるために日々チェスで練習していると、娘大好きパパが毎度寄って来ます。
思春期の娘にも積極的に絡みに行くスタイル。
パパのおかげかなんなのか、スキルはグイグイ上昇してレベル3に到達することができました。
これで成績もBからAに上がるはずなので、成績優秀者になれるはずです。
できれば伊織と同じように早期卒業して、早めに若者になろうかなと考えています。
一方、伊織はというと、カリスマ技術者キャリアの10段階目「起業の天才」に昇進しました!
なぜ定職についてるのに起業の天才になるんだろう。起業家支援ってこと?
なんだかよく分かりませんが、これで生涯の願望+キャリアトップまで昇り詰めたので第2世代である伊織の目標はすべてクリアです。
あとは、うららが若者になるまで代替わりを待つだけ。
ボーナスでプラスマトロン3000フラットスクリーンテレビなるものを獲得しました。
なんと楽しさ10、集中できる内装9、壊れないというかなりの優れもの。
そしてめちゃくちゃ大きい…貧相な大河家には不釣り合いなほどの大きさであります。
「あなた、すごいわ!キャリアのトップだなんて」
「君のおかげだよ」
いちゃいちゃする親の後ろで「チューとかキモすぎ」とブーイングする汐。
やっぱり親のイチャイチャを目の前で見るのは嫌みたいです。
…とまあそんなわけでキャリアの頂点にまで上り詰めたので、伊織はここで退職してもらいました。
キャリアトップの給与がドバドバ入ってくるとヌルゲーになりますしね。
これからは好きな時に好きなことをしつつ優雅な生活を送ってもらいましょう。
さて、三代目への交代間近となった大河家。珍しいお客さんがやって来ました。
真っ赤な服にサングラス、奇妙なお団子髪…
誰だって?そう、魔法使いパックの有名シム モーギン様ではありませんか!
モーギン様が大好物なのですぐさま自宅へ招待。
せっかくなのでうららと仲良くなってほしかったのですが、思春期爆発して情緒不安定で友好値ダダ下がりしてしまったので、チェスで遊ぶことで仲良くなる作戦に出ます。
よっぽどこの家が気に入ってくれたのか、うららが寝た後も部屋まで来て読書してくれました。
いや、ちょっと怖いけど。モーギン様、うららのこと気に入ったんでしょうか?
本が大好きなモーギン様の本日のお読みものは、ランドグラーブ小学校から盗んできた「略奪ゲーム」という本でした。
「終わりを迎えた近未来の新たな死の闘技場。若い女たちが戦いを…」
うむ…モーギン様もこういう本読むんですね。
翌日。朝からうららの様子が変、というか大変ご機嫌ナナメです。
どうもニキビが対処不能なくらいに成長してしまって恥ずかしいようです。
そうだよね、高校生くらいってニキビですっごい悩むよね…
おでこに1つ小さいのができただけでもこの世の終わりかと思うほどションボリしたりして…
洗面台で洗顔をしてもらいます。洗顔というか、何か吹っ掛けてるようにしか見えませんが…。
効果はあったようで、ニキビの危機を脱出しました。
これでモーギン様と会ったとしてもバッチリですね!
年上の素敵な男性だなんて、女子高生からしたら憧れの存在なはずですもん。